「アルハンブラの想い出」「ラグリマ」などで知られるフランシスコ・タレガ(1852~1909)は、クラシックギターの現代的な奏法を確立し、「現代ギターの父」とよばれています。 その演奏技術や編曲のアプローチなどは、今日のギタリストの奏法にも直接つながっており、楽曲や指示された運指などを研究するほどに、その先見性と発想力に驚かされます。

タレガは左手のストレッチや安定によい練習曲をいくつか書いていますが、短いものでもどれも効果的です。その中で初級~中級の人に効果がありそうで、私が気に入っているものを紹介しましょう。

タレガ練習曲
ホ長調音階で左手の動きをチェック」で書いたように、この練習曲では1の指は2フレット、2の指は3フレット、3の指は4フレット、4の指は5フレット上に待機させ、できるだけ小さい動きで指を置けるようにしましょう。(私はフレットの上に指がひもでぶら下がっており、必要な時にひもが切れて指が指板の上に下りるようなイメージで指を動かしています)

逆に指を置く場所に、その都度離れた場所から指を近づけていくようなイメージでこの練習曲を弾くと、左手が左右にぐらついて、安定した速い動作が難しくなります。

ほぼ同じポジションで弾けますが、7小節目の2拍目のみ、ポジションを1フレットに移動させます。
また8小節目の5弦レ♯は4の指を6フレットまで拡張させる運指にしてあるので、肘の角度を調節するなどしてうまく指を伸ばしていきましょう。このときも1の指は4弦レの上にある状態で4の指を置けるようにしましょう。

右手はできるだけシンプルで統一感のある指使いで。im、ma、iaなどでいいでしょう。

左手がまだ不安定な人は、けっこう疲れる練習曲だと思いますので、最初は♪=60以下のゆっくりとしたテンポで練習していきましょう。



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